受け継がれる伝統。

W800が追求したものは、ヴィンテージモーターサイクルが持つ美しさと乗り味。
車体全体にわたりふんだんに散りばめられた、重厚感溢れるメタルパーツは、
表面にポリッシュ加工やクロームめっきが施され、さらに深い艶と輝きを放つ。
深いフィンが刻まれた、ロングストロークの空冷バーチカルツインエンジン、
細身で大径のスポークホイールが、
独特の乗り味を演出し、古き良き時代のバイクを思い起こさせる。
カワサキがビッグバイクメーカーとしての地位を築く礎となった名車、1966年のW1。
その輝かしい伝統は、45年の時を越え現代に受け継がれている。

クラシカルなディテール。

■メーター
スピードメーターとタコメーターはトラディショナルなアナログタイプ。スピードメーターには液晶ディスプレイを、タコメーターには各種インジケーターを内蔵し、コンパクトながら良好な視認性を実現している。

■フューエルタンク
端正な曲面で表現されたフューエルタンクには丁寧な塗装が施され、両サイドにはクロームエンブレムが誇らしげに輝く。水圧転写グラフィックは、繊細なグラデーションを表現すると共に、段差のない美しい表面を実現する。

■シート
左右方向に延びた深めのリブが、クラシカルなイメージを強調するとともに、柔らかな乗り心地を実現。シート外周部にはパイピングを採用し、クラシカルなディテールを追求している。

■エンジン
クランクケースから垂直に立ち上がるシリンダー。独特の形状を持つベベルギアタワー。深く刻まれた冷却フィン。クロームやポリッシュ仕上げによる各部の輝き。
W800のエンジン開発において、最も優先されたものは「美しさ」である。シンプルでありながら、いつまでも見飽きることのない、普遍的な美が表現されている。

■メタルパーツ
車体各部には、プラスチックではなく、コストや手間をかけたメタルパーツを採用。硬質さや堅牢さなど、その素材でしか醸し出すことのできない質感を、なによりも優先している。クロームやポリッシュによる入念な表面仕上げにより、サビや腐食などの経年劣化に強い、深い艶と輝きを実現している。

■エキゾーストシステム
直線を基調としたシンプルな形状のエキゾーストパイプが、エレガントなイメージを演出。キャブトンタイプのサイレンサーは、スリムなサイレンサーボディとロングテールパイプにより、ヴィンテージスタイルを再現する。